事例69 後遺障害14級と認定された被害者について、弁護士介入後約1カ月で、損害賠償額を約130万円(当初提案額の約1.6倍)増額させた事例
後遺障害14級と認定された被害者について、弁護士介入後約1カ月で、損害賠償額を約130万円(当初提案額の約1.6倍)増額させた事例
依頼者
50代男性 会社員
等級・部位
首・腰 併合14級
依頼者は、普通乗用自動車を運転中、追突事故の被害に遭い、外傷性頸部症候群、腰椎捻挫、左肩関節捻挫などの怪我を負いました。事故後、継続して通院し、治療を行い、症状固定後に、後遺障害申請をしたところ、併合14級の後遺障害が認定されました。
その後、保険会社から損害賠償額の提案がなされましたが、依頼者が弁護士費用特約に加入していたこともあり、賠償額が妥当かどうかを確認されたい、ということで、当事務所に相談に来られました。
解決に至るまで
当事務所の弁護士が、損害賠償額の提案内容をチェックすると、提案の内容は、いわゆる「任意保険基準」で算定されており、また本来支払われるべき逸失利益についても何ら考慮されていないことがわかりました。そこで、弁護士が介入すべき事案と判断し、受任するに至りました。
当事務所弁護士介入後、早速、裁判基準での示談交渉をスタートさせました。弁護士の提案に対し、相手方保険会社は、難色を示したものの、交渉を継続した結果、最終的には、当初の提案額から約130万円(当初提案額の約1.6倍)増額させた金額での支払いを受け入れさせることができ、弁護士介入後約1カ月での早期和解に成功しました。
解決のポイント
・交通事故分野に精通した弁護士に依頼することで,裁判などの手続を経ずに,早期の解決を図ることができ、
・契約保険会社の弁護士費用特約の利用により、依頼者は、負担なく弁護士に依頼をすることができたこと
※本事例は当事務所で取り扱った事案をもとに記載されていますが、事案及び個人の特定がなされないよう、事実関係を一部変更または抽象化させていただいております。
- 事例81 死亡事故において過失がないとする相手方の主張を避けた事例
- 事例80 歯牙欠損に関して訴訟を提起し、インプラントの将来治療費を認めさせ、こちらの主張する過失割合で和解した事例
- 事例79 プラトー骨折の事案において、後遺障害14級9号に異議申し立てを行い、12級13号を獲得した事例
- 事例78 死亡事故事案(80代)において、死亡逸失利益や死亡慰謝料などについて訴訟手続きにより損害賠償金を約1.9倍増額させた事例
- 事例 77 主婦のむち打ち事案において、治療費打ち切り後の治療の正当性が認められ、相手方保険会社が否認していた休業損害についても支払いを受けることに成功した事例
- 事例76 会社の代表者が交通事故に遭い、休業が発生しましたが、固定の役員報酬が支払われていたため減収がない場合において、会社の反射損害として、交渉で約90万円を回収した事例
- 事例75 高次脳機能障害の事案において、異議申し立て等を経て併合6級を獲得し、相手保険会社からの最終提案額の3倍の賠償金を回収した事例
- 事例74 いわゆるむち打ち(頚椎捻挫・腰椎捻挫)損傷の事案において、後遺障害14級9号を獲得し、損害賠償金約400万円(自賠責回収分も含む。)を回収した事例
- 事例73 損害額総額 治療費含め総額約486万円を認めさせた事例
- 事例72 坐骨骨折などの傷害を負った事案につき、後遺障害等級14級を獲得し、交渉段階において、裁判基準による和解(既払い金や自賠責分を除き約500万円)に成功した事例