271 眼球破裂 (がんきゅうはれつ)
健側の目に比較して、少し目が柔らかい=眼圧が低い。
目玉がパンクして、中身が漏れ出た分、眼圧が低くなっている。
眼球破裂とは、交通事故で、強い外力が眼球に加わり、角膜や強膜が破裂し、中の硝子体やブドウ膜が、傷口から脱出している状態です。
受傷直後から、視力の低下、目の充血、浮腫、眼痛などの症状が出現します。
片目の眼球破裂では、健側の眼球にも同様の症状が現れることがあります。
異物の混入や感染など、眼球に付着する異物を早急に除去しなければ失明する可能性もあり非常に危険な状態です。
適切な治療が行われても、視力の低下を残し失明することもあります。
眼球破裂における後遺障害のポイント
1)1眼が失明し、または1眼の視力が0.02以下になったものでは、8級1号が認定されます。
2)交通事故による眼球破裂では、後遺障害が目、視力の低下だけではなく、頭部外傷後の高次脳機能障害、目周辺の顔面の醜状痕を合併することが多いです。
この記事を書いた人
弁護士法人江原総合法律事務所
埼玉・越谷地域に根差し、交通事故に豊富なノウハウを持つ江原総合法律事務所の弁護士までご相談下さい。交通事故分野における当事務所の対応の特徴は、「事故直後」「後遺症(後遺障害)の事前認定前」からの被害者サポートです。適切なタイミングから最適なサポートをいたします。