事例5 後遺症慰謝料、傷害慰謝料及び逸失利益の金額が争われた事例
事例5 後遺症慰謝料、傷害慰謝料及び逸失利益の金額が争われた事例
事案
依頼者 : 男性
等級 : 後遺障害14級9号
解決に至るまで
依頼者は、当初ご自身で保険会社と交渉していたところ、保険会社から提示された金額は約174万円でしたが、提示金額が妥当かどうかの判断がつきかねるということで弁護士に相談に来られました。
そこで当事務所の弁護士が保険会社の提示内容を検討し交渉を重ねた結果、約82万円アップの約256万円で解決しました。
解決のポイント
今回の事例で弁護士が保険会社と交渉したのは、主に、後遺傷害慰謝料、傷害慰謝料及び逸失利益の3点です。交渉の結果、後遺傷害慰謝料及び傷害(通院)慰謝料については、当初は任意保険会社における基準をもとに提示されていた金額を、いわゆる赤本基準の金額に、逸失利益については労働能力喪失期間を3年として提示された金額を、労働能力喪失期間を5年として算出された金額に、引き上げることができました。
※本事例は当事務所で取り扱った事案をもとに記載されていますが、事案及び個人の特定がなされないよう、事実関係を一部変更または抽象化させていただいております。
- 事例81 死亡事故において過失がないとする相手方の主張を避けた事例
- 事例80 歯牙欠損に関して訴訟を提起し、インプラントの将来治療費を認めさせ、こちらの主張する過失割合で和解した事例
- 事例79 プラトー骨折の事案において、後遺障害14級9号に異議申し立てを行い、12級13号を獲得した事例
- 事例78 死亡事故事案(80代)において、死亡逸失利益や死亡慰謝料などについて訴訟手続きにより損害賠償金を約1.9倍増額させた事例
- 事例 77 主婦のむち打ち事案において、治療費打ち切り後の治療の正当性が認められ、相手方保険会社が否認していた休業損害についても支払いを受けることに成功した事例
- 事例76 会社の代表者が交通事故に遭い、休業が発生しましたが、固定の役員報酬が支払われていたため減収がない場合において、会社の反射損害として、交渉で約90万円を回収した事例
- 事例75 高次脳機能障害の事案において、異議申し立て等を経て併合6級を獲得し、相手保険会社からの最終提案額の3倍の賠償金を回収した事例
- 事例74 いわゆるむち打ち(頚椎捻挫・腰椎捻挫)損傷の事案において、後遺障害14級9号を獲得し、損害賠償金約400万円(自賠責回収分も含む。)を回収した事例
- 事例73 損害額総額 治療費含め総額約486万円を認めさせた事例
- 事例72 坐骨骨折などの傷害を負った事案につき、後遺障害等級14級を獲得し、交渉段階において、裁判基準による和解(既払い金や自賠責分を除き約500万円)に成功した事例