事例41 14級を獲得していた事案において、弁護士介入後、損害賠償額を約140万円増額させた事例
事例41 14級を獲得していた事案において、弁護士介入後、損害賠償額を約140万円増額させた事例
依頼者
会社員の60代男性
等級・部位
14級・首、腰
事案の概要
依頼者は、トンネル内で停車中、後方から追突されるという交通事故の被害にあいました。
この事故により、依頼者は、外傷性頚部症候群、腰椎捻挫の怪我を負いました。約1年間にわたり治療を行い、症状固定となった段階で、後遺障害等級の申請をしたところ、後遺障害等級14級との認定を受けました。
依頼者は、14級を前提として、相手方保険会社と損害賠償額の交渉を行ってきましたが、相手方保険会社は、いわゆる保険会社の基準により算出された損害賠償額を提案してきており、納得のいく金額ではなかったため、当事務所弁護士に交渉を依頼しました。
当事務所介入後、解決に至るまで
当事務所では、依頼者の現在の症状や、事故による怪我の影響で仕事を休みがちである点などを主張して、介入前は認められなかった休業損害の認容や、逸失利益の増額を求めました。また、慰謝料についても、14級の場合に裁判所で認められている基準をベースとした交渉を行いました。
その結果、交渉の段階で、弁護士介入前の相手保険会社提示額(約160万円)から約140万円増額した金額(約300万円)での和解に成功し、早期に事件を解決させることができました。
&解決のポイント
・損害賠償交渉を専門家である弁護士が行うことによって、14等級の事案において、依頼者の納得のいく金額で、迅速な解決が図れたこと。
※本事例は当事務所で取り扱った事案をもとに記載されていますが、事案及び個人の特定がなされないよう、事実関係を一部変更または抽象化させていただいております。
- 事例81 死亡事故において過失がないとする相手方の主張を避けた事例
- 事例80 歯牙欠損に関して訴訟を提起し、インプラントの将来治療費を認めさせ、こちらの主張する過失割合で和解した事例
- 事例79 プラトー骨折の事案において、後遺障害14級9号に異議申し立てを行い、12級13号を獲得した事例
- 事例78 死亡事故事案(80代)において、死亡逸失利益や死亡慰謝料などについて訴訟手続きにより損害賠償金を約1.9倍増額させた事例
- 事例 77 主婦のむち打ち事案において、治療費打ち切り後の治療の正当性が認められ、相手方保険会社が否認していた休業損害についても支払いを受けることに成功した事例
- 事例76 会社の代表者が交通事故に遭い、休業が発生しましたが、固定の役員報酬が支払われていたため減収がない場合において、会社の反射損害として、交渉で約90万円を回収した事例
- 事例75 高次脳機能障害の事案において、異議申し立て等を経て併合6級を獲得し、相手保険会社からの最終提案額の3倍の賠償金を回収した事例
- 事例74 いわゆるむち打ち(頚椎捻挫・腰椎捻挫)損傷の事案において、後遺障害14級9号を獲得し、損害賠償金約400万円(自賠責回収分も含む。)を回収した事例
- 事例73 損害額総額 治療費含め総額約486万円を認めさせた事例
- 事例72 坐骨骨折などの傷害を負った事案につき、後遺障害等級14級を獲得し、交渉段階において、裁判基準による和解(既払い金や自賠責分を除き約500万円)に成功した事例