事例25 後遺障害等級14級9号を獲得し、損害賠償金約270万円の早期和解が成立した事案
後遺障害等級14級9号を獲得し、損害賠償金約270万円の早期和解が成立した事案
依頼者
50代男性
ご相談に至る経緯
依頼者は、自動車を運転中、停止しているところを後ろから進行してきた自動車に追突される交通事故(以下「本件交通事故」といいます。)によって、頸椎捻挫などのいわゆるむち打ちと呼ばれる怪我を負わされました。依頼者は、以前にも当事務所へご依頼をいただいておりましたため、本件交通事故につきましても、当事務所弁護士に保険会社との交渉を依頼されました。
争点
本件交通事故による損害賠償の交渉における主な争点は、
①傷害慰謝料及び②後遺症が残ったことに対する慰謝料の各金額でした。
(後述のとおり、依頼者の怪我には後遺障害等級14級9号が認定されました。)
解決に至るまで
事件受任後、当事務所弁護士が、速やかに相手方任意保険会社との間で交渉を開始し、依頼者の負った怪我については、後遺障害等級14級9号を獲得することに成功しました。
その後、相手方任意保険会社との間では、いわゆる裁判基準(弁護士基準)に基づき算定した損害賠償金をもとに交渉を進めました。
交渉の結果、依頼者が約270万円を取得する内容で、早期に和解が成立しました。依頼者も納得の内容での、スピード解決でした。
解決のポイント
・症状固定前に弁護士が介入することで、適切な後遺障害等級を獲得できた。
・相手方任意保険会社との損害賠償交渉を専門家である弁護士が行うことによって、当初から相手方任意保険会社がいわゆる裁判基準(弁護士基準)を視野に入れた交渉に応じたため、早期の解決が実現できた。
※本事例は当事務所で取り扱った事案をもとに記載されていますが、事案及び個人の特定がなされないよう、事実関係を一部変更または抽象化させていただいております。
- 事例81 死亡事故において過失がないとする相手方の主張を避けた事例
- 事例80 歯牙欠損に関して訴訟を提起し、インプラントの将来治療費を認めさせ、こちらの主張する過失割合で和解した事例
- 事例79 プラトー骨折の事案において、後遺障害14級9号に異議申し立てを行い、12級13号を獲得した事例
- 事例78 死亡事故事案(80代)において、死亡逸失利益や死亡慰謝料などについて訴訟手続きにより損害賠償金を約1.9倍増額させた事例
- 事例 77 主婦のむち打ち事案において、治療費打ち切り後の治療の正当性が認められ、相手方保険会社が否認していた休業損害についても支払いを受けることに成功した事例
- 事例76 会社の代表者が交通事故に遭い、休業が発生しましたが、固定の役員報酬が支払われていたため減収がない場合において、会社の反射損害として、交渉で約90万円を回収した事例
- 事例75 高次脳機能障害の事案において、異議申し立て等を経て併合6級を獲得し、相手保険会社からの最終提案額の3倍の賠償金を回収した事例
- 事例74 いわゆるむち打ち(頚椎捻挫・腰椎捻挫)損傷の事案において、後遺障害14級9号を獲得し、損害賠償金約400万円(自賠責回収分も含む。)を回収した事例
- 事例73 損害額総額 治療費含め総額約486万円を認めさせた事例
- 事例72 坐骨骨折などの傷害を負った事案につき、後遺障害等級14級を獲得し、交渉段階において、裁判基準による和解(既払い金や自賠責分を除き約500万円)に成功した事例