事例11 過失割合が見直され、慰謝料を当初の2倍以上に増額させることができた事例
事例11 過失割合が見直され、慰謝料を増額させることができた事例
事例
依頼者:30代男性 平成25年
バイク(依頼者)と自動車の接触事故
事件の流れ
依頼者はバイクを直進走行中、左折しようとした相手車両に巻き込まれ、全治6か月の怪我を負いました相手方保険会社は、依頼者の過失割合1割を主張していました。
また、慰謝料については、傷害の内容が主としてムチウチ症であることを前提とした金額を主張し、約52万円を支払うとの内容での示談の提案をしてきました。
こちら側はまず、依頼者の過失割合はほぼ0割であることを主張しました。
また、診断書の記載を検討した結果、依頼者には上腕・肩関節の可動域制限が発生し、通院期間を通じてそのリハビリ治療を継続していたことから、ムチウチ症にとどまらない傷害であると判断し、慰謝料の算定を行いました。
その結果、最終的に依頼者の過失割合は0.5割に引き下げられ、慰謝料の金額も見直され、当初の金額の2倍以上の約107万円を相手方保険会社が支払うことで合意に至りました。
解決のポイント
・過失割合と慰謝料について、当初保険会社が提示してきた数字よりも有利に解決することができました。
・依頼を受けてから、わずか1か月半足らずという短期間でのスピード解決でした。
* 上記はあくまで最近の解決事例の一例です。
* 全ての事案について同様の結論を保証するものではありません。
※本事例は当事務所で取り扱った事案をもとに記載されていますが、事案及び個人の特定がなされないよう、事実関係を一部変更または抽象化させていただいております。
- 事例81 死亡事故において過失がないとする相手方の主張を避けた事例
- 事例80 歯牙欠損に関して訴訟を提起し、インプラントの将来治療費を認めさせ、こちらの主張する過失割合で和解した事例
- 事例79 プラトー骨折の事案において、後遺障害14級9号に異議申し立てを行い、12級13号を獲得した事例
- 事例78 死亡事故事案(80代)において、死亡逸失利益や死亡慰謝料などについて訴訟手続きにより損害賠償金を約1.9倍増額させた事例
- 事例 77 主婦のむち打ち事案において、治療費打ち切り後の治療の正当性が認められ、相手方保険会社が否認していた休業損害についても支払いを受けることに成功した事例
- 事例76 会社の代表者が交通事故に遭い、休業が発生しましたが、固定の役員報酬が支払われていたため減収がない場合において、会社の反射損害として、交渉で約90万円を回収した事例
- 事例75 高次脳機能障害の事案において、異議申し立て等を経て併合6級を獲得し、相手保険会社からの最終提案額の3倍の賠償金を回収した事例
- 事例74 いわゆるむち打ち(頚椎捻挫・腰椎捻挫)損傷の事案において、後遺障害14級9号を獲得し、損害賠償金約400万円(自賠責回収分も含む。)を回収した事例
- 事例73 損害額総額 治療費含め総額約486万円を認めさせた事例
- 事例72 坐骨骨折などの傷害を負った事案につき、後遺障害等級14級を獲得し、交渉段階において、裁判基準による和解(既払い金や自賠責分を除き約500万円)に成功した事例