事例10 弁護士介入後約3週間で保険会社提示額を1.5倍に増額した内容で和解した事案
事例10 弁護士介入後約3週間で保険会社提示額を1.5倍に増額した内容で和解した事案
<事例>
依頼者:女性(70歳代主婦)
いわゆる「むち打ち」により、14級9号の後遺症認定済み
*弁護士特約を使用
事件の流れ
依頼者の方は、信号機の無い交差点で出会い頭の衝突事故に遭われ、当事務所に相談に来られました。
加害者は普通乗用自動車、被害者は自転車にそれぞれ乗車中の事故でした。
弁護士介入前、保険会社は休業損害について、自賠責基準の家事従事者日額を呈示してきており、
後遺症の慰謝料や逸失利益についても、比較的高齢の被害者であったためか、極めて低い評価を前提に、
既払い金の他に、合計で約200万円という和解案の提示をしてきていました。
そこで、当事務所の弁護士が保険会社との交渉について依頼をうけました。
受任後、速やかに適正な金額を算定して相手方保険会社に呈示した結果、
休業損害については月額にして約30万円をベースとした算定を、後遺症に伴う損害についても将来5年間の逸失利益を、
基準額についても裁判基準を前提に保険会社が約300万円の賠償金を支払う内容で合意することができました。
なお、弁護士費用特約の利用により、被害者の実質的な弁護士費用負担額は零円でした。
* 上記はあくまで最近の解決事例の一例です。
* 全ての事案について同様の結論を保証するものではありません。
※本事例は当事務所で取り扱った事案をもとに記載されていますが、事案及び個人の特定がなされないよう、事実関係を一部変更または抽象化させていただいております。
- 事例81 死亡事故において過失がないとする相手方の主張を避けた事例
- 事例80 歯牙欠損に関して訴訟を提起し、インプラントの将来治療費を認めさせ、こちらの主張する過失割合で和解した事例
- 事例79 プラトー骨折の事案において、後遺障害14級9号に異議申し立てを行い、12級13号を獲得した事例
- 事例78 死亡事故事案(80代)において、死亡逸失利益や死亡慰謝料などについて訴訟手続きにより損害賠償金を約1.9倍増額させた事例
- 事例 77 主婦のむち打ち事案において、治療費打ち切り後の治療の正当性が認められ、相手方保険会社が否認していた休業損害についても支払いを受けることに成功した事例
- 事例76 会社の代表者が交通事故に遭い、休業が発生しましたが、固定の役員報酬が支払われていたため減収がない場合において、会社の反射損害として、交渉で約90万円を回収した事例
- 事例75 高次脳機能障害の事案において、異議申し立て等を経て併合6級を獲得し、相手保険会社からの最終提案額の3倍の賠償金を回収した事例
- 事例74 いわゆるむち打ち(頚椎捻挫・腰椎捻挫)損傷の事案において、後遺障害14級9号を獲得し、損害賠償金約400万円(自賠責回収分も含む。)を回収した事例
- 事例73 損害額総額 治療費含め総額約486万円を認めさせた事例
- 事例72 坐骨骨折などの傷害を負った事案につき、後遺障害等級14級を獲得し、交渉段階において、裁判基準による和解(既払い金や自賠責分を除き約500万円)に成功した事例