事例9 弁護士の介入により専業主婦の休業損害・慰謝料の増額を認めさせた事例
事例9 弁護士介入により専業主婦の休業損害・慰謝料の増額を認めさせた事例
事例
依頼者:女性(専業主婦)
後遺障害なし
*弁護士特約を使用
事件の流れ
依頼者の方は自動車で走行中に駐車場から出てきた自動車と接触する事故に遭われ、当事務所に相談に来られました。
依頼を受けた当事務所の弁護士は早速相手方との交渉を開始しました。
今回の交渉では、相手方は、当初、依頼者が専業主婦であったこと等を理由に、賃金センサス(平均賃金の数値)の7割で休業損害を提示してきました。
また、慰謝料額についても、相手方提示額は、裁判基準(裁判所が認めている支払基準)の7割という低い金額でした。
しかし、当事務所の弁護士が相手方と交渉を重ねた結果、休業損害・慰謝料ともに通常の裁判基準通りの金額で和解が成立。最終的には相手方が当初提示してきた金額よりも約30万円増額して解決することが出来ました。
解決のポイント
・被害者が専業主婦かつ後遺障害のない事例において、適切な示談金額を得られるよう相手方と粘り強く交渉を行い、認めさせることが出来た点。
* 上記はあくまで最近の解決事例の一例です。
* 全ての事案について同様の結論を保証するものではありません。
※本事例は当事務所で取り扱った事案をもとに記載されていますが、事案及び個人の特定がなされないよう、事実関係を一部変更または抽象化させていただいております。
- 事例81 死亡事故において過失がないとする相手方の主張を避けた事例
- 事例80 歯牙欠損に関して訴訟を提起し、インプラントの将来治療費を認めさせ、こちらの主張する過失割合で和解した事例
- 事例79 プラトー骨折の事案において、後遺障害14級9号に異議申し立てを行い、12級13号を獲得した事例
- 事例78 死亡事故事案(80代)において、死亡逸失利益や死亡慰謝料などについて訴訟手続きにより損害賠償金を約1.9倍増額させた事例
- 事例 77 主婦のむち打ち事案において、治療費打ち切り後の治療の正当性が認められ、相手方保険会社が否認していた休業損害についても支払いを受けることに成功した事例
- 事例76 会社の代表者が交通事故に遭い、休業が発生しましたが、固定の役員報酬が支払われていたため減収がない場合において、会社の反射損害として、交渉で約90万円を回収した事例
- 事例75 高次脳機能障害の事案において、異議申し立て等を経て併合6級を獲得し、相手保険会社からの最終提案額の3倍の賠償金を回収した事例
- 事例74 いわゆるむち打ち(頚椎捻挫・腰椎捻挫)損傷の事案において、後遺障害14級9号を獲得し、損害賠償金約400万円(自賠責回収分も含む。)を回収した事例
- 事例73 損害額総額 治療費含め総額約486万円を認めさせた事例
- 事例72 坐骨骨折などの傷害を負った事案につき、後遺障害等級14級を獲得し、交渉段階において、裁判基準による和解(既払い金や自賠責分を除き約500万円)に成功した事例