事例8 自営業男性 弁護士介入により治療費と休業損害を増額させた事例

事例8 自営業男性 弁護士介入により治療費と休業損害を増額させた事例

事例

依頼者:男性(自営業)
等級:14級

 

解決に至るまで

依頼者は自動車で停車中に相手方車両に追突されましたが、誠意のある謝罪などがないことから、相手方の対応に不満を感じてご相談に来られました。
追突事故の被害なので依頼者に非がなく、事故の態様について争いはありませんでした。このため、損害賠償額の算定が争点となりました。

損害賠償額は、治療費などの積極損害、休業損害、逸失利益、慰謝料などを合わせて計算されます。 保険会社は当初より和解の意向を示していたものの、提案された損害賠償額は286万円という裁判基準額より低い提示でした
この部分について交渉したところ、損害賠償額は64万円ほど上がり、総額350万円で和解となりました。

 

解決のポイント

今回の事例のポイントは、
①相当因果関係の範囲外であるとして否認されていた診療内科の治療費についても認めさせたこと、及び②依頼者は自営者であり、事故直前の1年間の収入は低かったが、事故前3年間の平均所得を基準として休業損害とするよう交渉したことです。
これにより損害賠償額を適正な額にすることができました。

 

* 上記はあくまで最近の解決事例の一例です。
* 全ての事案について同様の結論を保証するものではありません。


※本事例は当事務所で取り扱った事案をもとに記載されていますが、事案及び個人の特定がなされないよう、事実関係を一部変更または抽象化させていただいております。

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