事例3 兼業主婦50代(事故当時)女性 平成25年
事例3 兼業主婦のむちうちのみの事案で、14等級の認定を受け、新たに約400万円の支払いを受けた事例
依頼者
50代女性
解決に至るまで
相談者は、自営業を営んでいましたが、兼業主婦として、主婦業も行っていました。
事故当日は、業務上車両を運転していましたが、停車中に、後方から自動車に追突される事故に遭いました。
事故による受傷は、いわゆる頸部のむち打ちのみの事案です。
相談者は、事故直後から休業損害をはじめとして保険会社と交渉がうまくいかないことに悩んで当事務所に交渉の一切を依頼されました。
本件は、いわゆるむち打ち案件であり、衝突の態様、相談者の訴える症状から、後遺症が残存することが予想されました。
そこで、休業損害の支払い交渉を行いつつ、適切な後遺症の認定を受けるためのサポートを行い、医師に後遺症診断書作成にあたってのお願いをした結果、後遺症14等級の認定を受けることが出来ました。
後遺症の等級認定を受けてから後、兼業主婦でしたが、主婦としての実態もあったことから、女性の平均年収をベースに逸失利益を算定すること、通院慰謝料も裁判基準で支払うことなどを認めさせ、結果、治療費等の既払い金に加えて381万9347円の支払いを受けることで和解を成立させることに成功しました。
※本事例は当事務所で取り扱った事案をもとに記載されていますが、事案及び個人の特定がなされないよう、事実関係を一部変更または抽象化させていただいております。
- 事例81 死亡事故において過失がないとする相手方の主張を避けた事例
- 事例80 歯牙欠損に関して訴訟を提起し、インプラントの将来治療費を認めさせ、こちらの主張する過失割合で和解した事例
- 事例79 プラトー骨折の事案において、後遺障害14級9号に異議申し立てを行い、12級13号を獲得した事例
- 事例78 死亡事故事案(80代)において、死亡逸失利益や死亡慰謝料などについて訴訟手続きにより損害賠償金を約1.9倍増額させた事例
- 事例 77 主婦のむち打ち事案において、治療費打ち切り後の治療の正当性が認められ、相手方保険会社が否認していた休業損害についても支払いを受けることに成功した事例
- 事例76 会社の代表者が交通事故に遭い、休業が発生しましたが、固定の役員報酬が支払われていたため減収がない場合において、会社の反射損害として、交渉で約90万円を回収した事例
- 事例75 高次脳機能障害の事案において、異議申し立て等を経て併合6級を獲得し、相手保険会社からの最終提案額の3倍の賠償金を回収した事例
- 事例74 いわゆるむち打ち(頚椎捻挫・腰椎捻挫)損傷の事案において、後遺障害14級9号を獲得し、損害賠償金約400万円(自賠責回収分も含む。)を回収した事例
- 事例73 損害額総額 治療費含め総額約486万円を認めさせた事例
- 事例72 坐骨骨折などの傷害を負った事案につき、後遺障害等級14級を獲得し、交渉段階において、裁判基準による和解(既払い金や自賠責分を除き約500万円)に成功した事例