114 腓腹筋断裂 肉離れ
ふくらはぎは、下腿骨、脛骨+腓骨の後方に位置するのですが、下腿骨後方は、コンパートメントと呼ばれる隔壁で、浅部と深部に分けられています。
ふくらはぎは、浅部にある筋肉、腓腹筋とヒラメ筋で構成されており、この2つの筋肉は下腿三頭筋と呼ばれています。下腿三頭筋はアキレス腱に連結しています。
※コンパートメント 筋肉を覆う筋膜組織で構成された隔壁で筋間中隔とも呼ばれます。
腓腹筋の断裂を伴う症状については、スポーツ外来等のある専門病院の受診が必要となるケースもありますが、適切な治療が行われれば、後遺障害を残すこともなく、完全治癒するのが通常です。
腓腹筋、ふくらはぎの肉離れ
重傷 膝を曲げてもストレッチで痛み、つま先立ちができない。
中程度 膝を曲げていれば、ストレッチ痛が軽度である。
軽傷 ストレッチ痛が軽度である。
大腿後面、ハムストリングの肉離れ
大腿前面の大腿四頭筋の肉離れ
腓腹筋断裂における後遺障害のポイント
腓腹筋の挫傷、腓腹筋の断裂は、分かりやすく言えば、ふくらはぎ部分の肉離れです。
適切な治療が行われれば、重傷であっても、3カ月以内に完治するのが通常のようです。
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弁護士法人江原総合法律事務所
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