259 外傷性虹彩炎
前房は、虹彩と透明な角膜の間の部分を言い、虹彩は、前房を含む目の前側部分を言います。
外傷性虹彩炎とは、打撲による茶目=虹彩の炎症です。
交通事故によるまぶた部分の鈍的外傷で、虹彩に炎症が生じると、前房出血を伴い、羞明や、流涙、強い目の痛み、充血、視力低下などの症状が現れ、症状や細隙灯顕微鏡検査の結果で確定診断がなされます。
外傷性虹彩炎の多くは、虹彩の軽度な出血であり、視力障害が軽度であれば、3週間前後で完全に消失、後遺障害を残すことも原則として無いようです。
外傷性虹彩炎は、虹彩毛様体炎、ぶどう膜炎とも呼ばれ、眼の内側の色素に富んだぶどう膜、虹彩、またはその両方の炎症を意味しています。
この記事を書いた人
弁護士法人江原総合法律事務所
埼玉・越谷地域に根差し、交通事故に豊富なノウハウを持つ江原総合法律事務所の弁護士までご相談下さい。交通事故分野における当事務所の対応の特徴は、「事故直後」「後遺症(後遺障害)の事前認定前」からの被害者サポートです。適切なタイミングから最適なサポートをいたします。