41 手指の伸筋腱脱臼

手を握って拳骨を作ったときの拳頭部分は中手骨頭を覆うように伸筋腱が存在しています。 この中手骨頭は丸い形をしており、矢状索と呼ばれる組織が、伸筋腱が中央部からずれることのないように支えています。

この矢状索が損傷すると、伸筋腱を中央部に保持できなくなり、拳骨を握ると、伸筋腱が中手骨頭の横にズレ落ちるのです。

 

この状態を伸筋腱脱臼と呼んでいます。
治療はオペにより、矢状索損傷部の縫合、もしくは伸筋腱の一部を用いて矢状索を再建する方法が実施されています 。

 

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弁護士法人江原総合法律事務所

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